九州雑紀行
作成日: 2024-05-03 | 更新日: 2024-05-05
フォロワーもすなる日記といふものを、ワインゴもしてみむとてするなり。九州とか広島・岡山を旅行したので感想を記しておきます。なお、ワイの記憶力は天然一週間フレンズ状態なので前半の内容はスカスカです。
4/26
夕刻、一緒に行く会社の同期二人と神戸港で合流し、さんふらわあへ乗船。大分へ向かう船の上で一泊。
さんふらわあだが、乗ったのはたぶん小学生以来だと思う。当時の感覚が思い出されてすごい楽しかった。いろんなものが当時より少し小さくなっているような気がした。なんかレストランの飯がめっちゃうまかった。お風呂から明石海峡大橋をくぐるのが見えた。
4/27
朝7時過ぎに西大分港へ到着し、西大分駅から別府駅へ移動。まだ朝なの宿泊場所で荷物だけ預ける。
うみたまご水族館へ行き、その後、バスで別府駅に戻ってから地獄めぐりへ行った。海地獄、坊主地獄、白池地獄を見た。時間がなくて鬼山地獄(英語名:Crocodile Park(迫真))や血の池地獄を見に行けなかったのが心残り。
一休みして大分が地元の同期おすすめの飯屋で飯を食った。メチャウッマだった。
4/28
同期らと別れる(!)。実は、一人はバイク旅、一人は実家へ帰省。ワイはなんかわからんが旅をする、というそれぞれの名目で一緒に来ただけなのであった。
特急ソニックで博多へ行ってから新幹線に乗り換えて鹿児島中央駅へ。
到着後、まだ時間があったのでバスで桜島撮影スポットの城山に行ってみると良い感じの桜島が見えてかっこよかった。普通の都市の後ろにモクモク煙吹いてるバカでかい山がある光景は圧倒されるものがあった。
周回バスで再び元の鹿児島中央駅まで戻ろうとするが、途中の石橋記念公園がなんか綺麗そうだったので降りてそこからも桜島を眺めたりした。そこから徒歩で鹿児島駅まで行き鹿児島中央駅まで電車で移動。
この、「鹿児島駅」と「鹿児島中央駅」が別の場所にあるという点でバスで前の席に座っていた外国人夫婦が発狂しかけていて草だった。
ホテルの近場のショッピングモールでマクドナルドでも食おうと思うも(この男はドイツでも平然とバーキンへ行った)、ショッピングモールが閉店間際でいたる場所が閉められており、戻ったら入ってきたとこも閉まっていて、閉じ込められそうになる。命からがら隠し通路みたいなエレベーターから地下1階のマクドナルドにたどり着き、脱出して食べた。
4/29
昨日は時間が遅かったのであらためて鹿児島観光の周回バスで城山、仙巌園、異人館などを回った。
仙巌園で食べた謎の名物「ぢゃんぼ餅」がすげ~うまかった。
途中、西郷隆盛像の隣にある県立美術館でオードリー・ヘプバーン写真展をやってたので何となく入った。これがめっちゃ良くて、ショップコーナーで分厚めの写真集を買ってしまった。
この日は、桜島は雲であんまり見えなかったが、それはそれとしていろいろな場所を見れた。また、日本の近代化における薩摩藩の活躍みたいなことをいろいろ知れた。日本人としての基本的常識が欠如しているため、こういう旅行で学ぶことがやたらと多いのも楽しさの一つかもしれん。ミリシタAR機能でタイアップ中だったゴールデンカムのパネルとやよいのツーショを撮ろうと同じ場所をうろうろしていたら外国人ツアーの列に巻き込まれてそのままリスニングと歴史の勉強がはじまったりもした。あとあれ、薩摩切子、あれめっちゃ綺麗くね?
迷子になりかけるも折り返しのバスに乗車し、今度はしっかり鹿児島中央へ戻り、新幹線で北上。本当は熊本も行きたかったがさすがに時間がなく、行ったこともあるのであきらめて博多まで行った。
博多で一泊、夜飯に博多ラーメンを食べようと駅中のラーメンストリート的なところへ行ったのだが、何となく入った店が博多にありながらあえて味噌ラーメンをやっていることを売りにしている感じの店で、しかもそのことにも気づかず種類を聞かれて醤油ラーメンを頼んでしまい、狂人になってしまった。
4/30
ららぽーとの実物大ガンダムを見た後、アジア美術館というところでなんかやってた特設展示を見た。
同じタイミングで入ってきた国際大学の団体客(?)の一人と勘違いされて解説員の人につきっきりであらゆる展示物の説明を受けた。
夜、小倉へ移動してTomozawaニキと飲んだ。つゆタコ焼きという謎料理がめっちゃうまかった。また、なんといわゆるアイマスバーへ連れて行ってもらい、めっちゃ楽しかった。きさくな店主さんは雪歩Pで、当然のようにはんげつのライブTを着ていた。別のお客さんらもやはりPで、アニマスがやっていたのは小学生の頃と言っていて失神しかけた。やよい/キラメキラリをイメージしたカクテルを作ってくれ、これはモスコミュールをベースにしたカクテルだった。カクテルにも花言葉的なものがあり、モスコミュールは「いつも笑顔」らしい。な、泣くぞ(←それもスマイル体操w)。海鮮塩焼きそばがめちゃうまかった。
5/1
昨晩Tomozawaニキにおすすめされた「あるあるCity」という謎の商業施設へ行く。ここは、秋葉原のオタク要素部分がそのまま建物の形に凝縮されたようなところで、アニメイト、駿河屋、メロブ、ゲマズ、らしんばん、まんだらけ、オタク・ゲーセン、さらにはドール人形の素材を扱っている店やオタクTシャツショップもあった。メロブへ行くと、無いとわかっていても自分の本を探してしまうのはワイだけだろうか。後藤ひとりの痛Tを着てるマネキンのおっぱいがなんか大きく、また、バックでDon't say "lazy"がかかっていたりと、(この雑多さ…アキバや!)となった。
また、5、6階には北九州漫画ミュージアムがあり、北九州出身の著名な漫画家を中心とした漫画博物館のようなものが見られる。これが想像以上に力が入っており、タイムラインに沿って漫画史に影響を与えた様々な漫画の1巻がずらっとならべてあるコーナーなどは壮観だった。また、ものすごい蔵書数のマンガ読み放題コーナーがあり、ここで一日過ごす選択肢が頭をよぎったがなんとか振り切ってミュージアムを後にした。
その後、森鴎外ニキの旧家を見たり城をちょっと見たりした。北九州市立美術館分館というところにそこそこ歩いて行ったのだが、全然閉業中で泣きながら戻った。
日が傾く前に広島の福山へ向かおうとしたのだが、小倉駅で古本市みたいなイベントがやっており、眺めてたら予定していた新幹線を逃した。
福山に着いた後、まだそれでもまだ昼下がりちょい後くらいの時間だったのでチェックインだけ済ませてから尾道(おのみち)へ移動。いい感じの路地があると噂の「猫の細道」というところまで徒歩で行ったのだが、なんか進んでたらバチバチに山道になってきて、しかも雨脚が強くなってきて突如恐怖の山登りが始まる形となった。
ネコチャンに会ったりしながらも、ロープウェイの索道と並走する形で坂道を上がっていくと、なんかいい感じに開けた公園や、山岳バイオームに生成されちゃいましたみたいになってる寺や、崖からちょっと突き出たカフェテリアなどがあり、よかった。途中、逃げるネコチャンを墓地の柵を超えてまで追い立てている悪しきカップルがおり、打撃マンになりかけたが強そうだったので水たまりに足を取られてこけますようにと祈るにとどめた。
いっそ頂上まで行くべきか降りるべきか決めかね、遭難者のごとく一生位置エネルギーを上げ下げしていると、たまたま良い感じに下るルートへ入り、狭い路地を眺めながら下っていくことができた。途中、隠しルートみたいなところから行ける志賀直哉ニキの旧家もあったりした。
結局頂上までは登っていないので、いつかリベンジしたいものである。高所恐怖症じゃない人はロープウェイを使えばよろしいんじゃないでしょうか。
降りた後、いい感じの海岸とか、商店街とか、路地とかを見て戻った。なんか、尾道って電灯の光がすげ~オレンジでどこを見てもエモいっすな。あと、広島ってなんか中高生多くないすか?青春アニメの一幕のような、なんかいい雰囲気でしたわ。
5/2
この日は前から行きたいと思っていた真鍋島が割と行ける距離にあることに気づき、行くことにした。
真鍋島へ向かう船の乗船所は福山から20分ほどの笠岡駅から徒歩で行けた。思ったより小さい船の後ろのデッキみたいなとこでおわ~と言いながら景色を眺めていたら、真鍋島までの約50分はあっという間だった。
真鍋島はいくつかの島を回る航路の最終地点なのだが、乗船時は10人ちょいいた人たちが真鍋島に着くころにはワイだけになっておりややビビった。島に降りてみると意外と観光っぽい人たちもいて安心した。
真鍋島の人はすごく明るくて、観光者に声をかけていたり、元気に挨拶をしてくださったりしてよかった。真鍋島はネコチャンがいることで有名な島で、実際いっぱいいた。ただこれでも減少傾向らしい。私はどうしてもネコチャンをたくさん見たいという意思で来たわけではなかったので特に意識せず回っていたが、それでもたくさんのネコチャンとエンカウントした。ただ、蜂とも割とエンカウントして怖かった。
真鍋島はめっちゃよかった。港島あるあるなのかもしれないが、いい感じの路地の集合体みたいになっており、閑散としていると思いきや島民の人の生活の息遣いを感じる部分もあったりとなんかよかった。細い道を抜けて長い階段を上ると町が見下ろせる綺麗な寺に行き着くとことか、すごいなんか創作物の世界に迷い込んだ感じがして楽しかった。ところで、これが寺でなくて神社なら周りが木に囲まれている山っぽいところになりそうだが、寺のためかすごい開けた高台にあってそれもなんかよかった。
中心の町から徒歩で20分くらいいくともう一つ離れにある町もあり、そこもよかった。坂を登っていくと展望台にいけたらしいのだが、船の時間の都合上あきらめてしまったのがバチクソ心残り。
全体的に、ぼくのなつやすみとか竜騎士07作品の舞台になってほしい!という感じの、良い島だった。(オタク・感想)
帰りの船では爆睡してた。
笠岡駅から福山まで戻る際、笠岡駅の電車接近ミュージックがやばいくらい陽気でウケた。
福山駅で新幹線で京都まで戻った。
まとめ
かなり長い旅になった。ワイはカスのため未来の予定を確定させるということがバチクソ苦手で、朝決めた予定を適宜修正しながら一日行動して、夜なんとなく翌日の行動の選択肢を考える、という流れでやってきた。勢いで生み出された旅程だったが、帰りの新幹線ベースの移動で、間に広島&岡山をはさんだのは良い判断だったと思う。ワイは高速で移動する乗り物があんまり得意ではなく、京都~福岡を新幹線で移動しようとするとかなりしんどみが深いのだが、間に広島(福山)を挟んだことで約1.5時間ずつに分割でき、気が楽だった。結果的に、なんかすごい入念に計画したような良い感じの旅程になったが、最初一緒に行動した会社の同期に「ここに行くのはどうかな?」、「こういう旅程はどうかな?」と話しまくったのはデカイと思っており、本当にソロだったらこうはいかなかっただろうと思う。
ソロといえば、この旅では最初は三人、その後一人で行動したことによって、一人でいるとめちゃくちゃ精神的に脆くなるな~と感じた。旅という、日常の枠からはみ出した環境ではうまくいかないことがめっちゃ増えるわけだが、この時の感情の揺れ動きや心の中に浮かんでくるどす黒いなにかが、一人でいると大きい気がするのである。まぁそういう事態も面白がれる心意気を持つのが一番かっこいいが、そもそも、それは誰かと一緒にいればただの笑い話で済む事であったりする。
つっても、他人といるのもそれはそれで色々気を使ってしんどかったりもする。一番最高なのは気の置けない親しい仲の人と一緒に行くことだろう。ワイは大学~大学院では混じりけのない本物のぼっちだった(研究室と自宅を一生往復してただけなので外の世界を知らず孤独みたいな気持ちもなかったが(早口))。上述の二人は普段から一緒に飲みに行くみたいなことをする大人的な友達としては初めての奴らであり、かなり大切にすべき存在であろう。
あと、今回は朝食をたくさん食べ、昼はほとんど食べないという流れでやっていたのだが、日中の行動時間が増えてことのほかよかった。ただし、腹の調子が悪くなると旅が最悪なことになるため、腹の健康を維持するよう注意は払った。夜は何を食べることになるかわからないので、朝食ではウインナーやベーコン、カレーやジュースといったホテルのビュッフェで食べたくなるあるあるは我慢し、魚や海藻系といった和テイストなおかずにごはんとみそ汁という構成を維持した。といってもホテルの朝食ではそのご当地の、しかもたいていヘルシーなおかず(例えば大分のりゅうきゅうや鹿児島のさつまあげ)があったりするので割とそれでも楽しむことができる。また、サラダは別皿で山盛りとってたくさん食べた。サラダは和テイストなメニューには合わないので他が全部食べ終わってから最後にもりもり食べていた。生野菜というのはよく噛まないと飲み込めないため、食ってる間かなり虚無時間になる。この時間にその日どう行動するかをぼや~っと考えられてこれがまたよかった。だれかと一緒に食ってる場合は、一生草食ってても許してくれる人でなければ「アッ…サキモドッテテイイヨ…」と一言いったほうがよさそうだが。
最後に、一人行動になってからミリシタのAR機能でやよいの写真を撮りまくったが(上述の二人はオタクではない)、すごい楽しかった。はたから見ると狂人なため、いかにも普通に写真撮ってる人感を装うなどの工夫が必要だが、それがまた一人旅にスリリングな楽しみを与えてくれた部分もある。スタジオモード・AR撮影機能を作ってくれた方、ありがとうございます。できれば、新データダウンロードはARモードの時だけは保留できるようにしてくれると最高です。よろしくお願いいたします。
これはなんか至言